「冬将軍」
20111214曲詞
君は 縦縞帯〆に
蛇の目の 雪嵩み
黒い夜空に
雪交じり風殴る
駒げた 雪を噛む
我が足 手に取る
君の背中に雪降り続く
あの夜の 花雪
髪に玉露光映え
吹き寄す 風の中
乱れ髪撫で
整える君の手に
雪降り消えていく
この夜 忘れぬ
君の背中に吾が涙落ち
人生の 一駒
君の手を取る我がの手は
冷たい君の手に 暖よせる
胸より暖かい手拭
被せる緑髪
簪止めする
君の背中に降る雪払う
過ぎ去った思い出
君が佇む 家の前
手にする 蛇の目に
雪は重なり 裾乱れ
まきあがる
身を切り 風は吹く
肩寄せ 肩合い
君の背中に雪文字見える
かさの内 冬将軍