「御授業--若き先生」

                                  2010.7頃
                2010.9頃     
                          

黒板の前に お立ちの先生の
お姿は 真剣な まなざし
お声は すがすがしく
大切な勉強を 教えられる時    
お書きの字に あふれ出る
御思いは 熱意ととも
さきざきまで 光れる

教鞭をお取りになれば
先生はきびしくあられ
やさしくあられ
お教え尊くある
世の中に生きる日の先を
照らされる お言葉には
大切なことごと述べられ
我が先 お導きになる      

今日の日の 授業は
楽しい時間と 短く過ぎて
心に残る 先生は若々しく
足音高く 教室後にされる
さびしくあり 次を思う日は
先生への感謝を捧げる我

長岡の健児と女生徒
その前に歩まれる 登下校時
慕い寄る君と我 楽しく
先生と 歩を進めて お話を聞く
深く刻む 御一言一声に
明日をともす 明かり見る

   
   解説  カリプソのリズムでしょうか。

        秋残り 小林壱裕