「北山賛歌」集 色んな音階 20130615集

「北山賛歌1」
20121218詞曲
4/4 全音音階

春をいとうか 秋咲き桜
花北山咲く おわらの山と
花岡北山  おわらのなかと
小寄る(さよる)時と
眺め良きかな

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「北山賛歌5(ナンの歌)」
20121220詞曲 5/4

淡雪は解け 緩み始める
水は音たて 氷とともに
流れていく 鶯は告げて
春愛づ 木の芽に来たる
うたはたのゆら 浜の
山のほ 江の山歩きたる
はゆれくりくる 駒のなく
おと 呼びてぞおかき
春のおとない

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「北山賛歌30」
20121221詞曲
5/4 全音音階

紫に匂う山 北の山
あける 冠の雲は陽を
受けて七色に
流るる川岸 舟漕ぐ人ぞ
編み笠被りて やなぎを
岸に見ゆ

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「北山賛歌37
 (C調長 3半音音係)
20121224詞曲

秋は紅葉かかえでか問うと
秋は等しく色に来たる
赤き葉は 焼く山覆いて
色変え 哀れを残して
冬にぞ追わるる

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 「北山賛歌36」
 (D調3半音音係)
5/4

こぬけば秋 落ち葉
まい上がるを 見歩き
紅葉模様の絵如し
たきさくら 落ち葉を
花と得たると 浮かべり
落ち葉花 落ちてぞ
なりあきさくら

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「北山賛歌35
 (C調短 3半音音係)
20121224詞曲

夏は過ぎ 山濃く影落ち
彩の紅葉沿い 行く川
音深く うらがれるむ梢は
木の本 紅 山やけ秋山

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 「北山賛歌34
 (3半音音係 CED調転調)
4/4 20121224詞曲

歩けば 滝流れ 雲がかる
北山 犬追う 北里の秋来ぬ
紅葉葉 里中 川沿い
稲穂は垂れてる ミイ持つ
山の幸 栗の実が顔出す

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 「北山賛歌38」
20121219詞曲 
4/4 ♯ド

雪降り 白北山眺め
雪交じる 麓の川中
氷張り 黒髪に玉なり
露々 雪解けて膚寒
請うれば 暖寄りと
吐く息 白き見ゆ

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「和音山
 (北山謳歌20)
4/4 20121225詞曲

和音山 駒はいなく
田にすず飛び 空に鷲
歩み見る 花坂を
親恋う駒のいなくを

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「和夫山 北山賛歌21
 (D調短 3半音音係)」
5/4  20121225詞曲

白雪厳寒 山は和夫と
更け行く冬の夜の音
静かな静かな冬里
鎌倉に入って過ごした
灯ともる 暖か
北山一の日

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「数小山北山賛歌22」
5/4  (D調長 3半音音係)
20121225詞曲

鹿寄る数小山 草を食べる
小鹿(おじか)の山は 笑うと
ほほむ 手をやる 口はははむ
首を長く 姿は おうやまこぬはら

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 「北尾山北山賛歌23」
4/4,3/4  (E調短 3半音音階)
20121225詞曲

こぬれば夏を狗が来る
鹿と おおゆるゆるみ
狗が見る 竹と葉笹が
ゆられ 葉、見食べ 
手に尾 白い 目周り
狗が寄る 北尾

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「北上岡(北山賛歌24)」
4/4 E調長3半音音係 
20121225詞曲

熊がいる 北の丘
熊立ち見上げ 大空高く
私の世界と 熊は謳歌する
熊野世たとえる 笹の葉ゆかし

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「北山賛歌31
 (全音音階、b)」
4/4 20130424詞曲

遠く東見る 寒谷渓雪渓
あって 斜めなる 新しい
年来て初春 ちらつく花
称えて 雪渓の白い
山の端をまたも見る

<a href="http://otoko.org/kita31.mid">音 曲</a> 

 

 「北山賛歌21」
 (C調3半音)
4/4 20130425
「色変わる 北山に
 歩く 柳葉 新緑
 これを見る 魚が
 顔出す 盛んな春を
 楽しんで 地に育つ
 万物 天地に春ある
 田畦

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 「北山賛歌45」
 (弥栄拍子、C#調に転調)
4/4 20130428詞曲

秋の日 末枯れの 道行けば
黄色に染まる辺り いくての
坂中 ひややかに静かに
ごんしきの奥床し 踏みて行く
足場に音かすか たて鳴り
あざれび

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 「北山賛歌46」
4/4 ハ短調 #ラ
カリプソ プログラム
20130429詞曲

春来る 山里 野菊の
古家庭 えびが雲に乗って
訪れ 私に挨拶を
頭垂れ おろがむ
凛々しくて 武者の顔
晴れ晴れ あっ晴れ

<a href="http://otoko.org/kita46.mid">音 曲</a>