「北山謳歌」集  20130615集

 「北山桜花2」
20121218詞曲
4/4

桜山北山 こさくら咲く春には
冬を越え こざくの浜 ゆらぎ見
北山 肌はこざむく春 氷
ゆきどく山は わらうわらう笑みと
春晴れ

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「北山負う歌4」
20121218詞曲 4/4

春は宵 一時千の値
歩めば やなぎ垂れ
そよ触れる風 丘行く
風薫る  八千の儀
ふまえる としをよる
ふたあべかわに 浮かべる
ふないき柳 生〈お〉うれば
緑世辺に 花かゆ

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「北山王歌3」
20121218詞曲
4/4

北山に春が来る
柳芽が吹く 緑空に
風は黄色 ひゅううと
吹いて ひょうが寄る
歩き見の絵空 北岡山
藁上様 世成る
成りは春の世

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「紫蘇山
 (北山謳歌9)」
 4/4 20121221詞曲

紫蘇山 北の山
紫蘇を植えてる山
黒土色の山 かざりおの山の名
はなかゆ 山裾 花春
とびくるし 丘行く 雲波
山辺の 村明かし

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 「北山謳歌12」
20121222曲 20121223詞
11/16

君の好きな北の山には
川に鮎が流れ泳ぎ
姿見せる 水は青く
サラリの音 水落ちゆき

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 「北山謳歌13」
20121223詞曲
3/4

美空は晴れてる
北山道 杉山香れば
大気の味 緑の木の味
おいしい味 ますぐの
木立に 足音の響いて

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 「和音山
 (北山謳歌20)
4/4 20121225詞曲

和音山 駒はいなく
田にすず飛び 空に鷲
歩み見る 花坂を
親恋う駒のいなくを

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 「北山謳歌50番
 (美山夜 ラソドレ簡易音階)
3/4 20130116詞曲

月夜照る津 美山月は 花ゆき
はゆ はふるはなせ こうおり
ふふすぶ はせ くるはず
くるぅれ ととふむ ありつゆ
さゆれふ 月 よる

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 「北山謳歌25」
4/4 20121225詞曲

夏は来たる 立つ雲白く
頂見る 色濃く影を映す
船足跡 黒い緑の裏影
 犬も立って見上げる山
 村里 夏は包む
 鈴尾山は夏影濃く
 駒も汗見せさか夏

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 「北山謳歌2014番」
4/4 カリプソ
20130116詞曲

君は華やかに笛を
手に 優れる指に
音を出だす 吹きつつ
歌をばかなう
風に靡く 髪とねおとと
ゆれる

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 「北山謳歌51」
4/4 20130326詞曲
歩けば 花は盛り
冬おわれて 春を感ず
雪渓を見 寒さをこう
向かうは ともたる
蝦が立つ 手をする
足をする蝦 我を呼ぶ
蝦立つ園 川の流れ
土富む 我が里

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 「北山謳歌96」
5/4 20130421詞曲
花は北山 あしびきの原に
横にいる熊 首輪に飾りの
白花 ひととも 歌いを踊る
楽の音 高らかに響いて
花清き

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 「北山謳歌34
 (プログラム、カリプソ)
4/4 20130428詞曲

春は山に至って
ぐんに靡く ほつれた
髪といて整え 犬の吠え
聞こえくる こだまに
合わせ鳴いている 
坂上がりのあざ

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